【徹底比較】買うならどっち?DRTバリアルノブVSゴメクサスTouchノブ

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この記事を読むとこんな悩みが解決します
  • DRTバリアルノブとゴメクサスTouchノブとは?
  • DRTバリアルノブとゴメクサスTouchノブの違いを知りたい
  • 結局買うならどっち?選択基準が知りたい

近年人気のパワー/ストロング系スタイルのバスフィッシングにおいて、いまやパワーハンドルノブは不可欠となっています。

とりわけ「DRTバリアルハンドルノブ」と「ゴメクサスTouchノブ」は特に人気の高いアイテムです。

DRTバリアルハンドルノブの後発商品である、ゴメクサスTouchノブは、2020年の発売当初、DRTに似通った見た目が大きな話題になりました。

このライバルの出現は「どっちを買えばいいんだろう」と多くの迷える子羊を生み出すことになりました。

そこで今回は、「カスタムパーツに大金を注ぎ込んだリールカスタムマニア」の筆者が、フラットな目線で両者を徹底比較して、「使い手に合ったハンドルノブ選び」をお手伝いします。

この記事では、次の内容をお届けします。

※見出しをクリックすると、その内容までジャンプします。

自分のスタイルに合ったハンドルノブを選択することで、釣りの快適性、さらには釣果アップに繋がって、皆さんの釣りライフがより豊かなものになります。

ぜひ最後までお読みください。

目次

結論「DRTバリアルノブ」と「ゴメクサスTouch」の選び方(比較表あり)

左:DRTバリアルノブ、右:ゴメクサスTouchノブ

まずは結論ファーストで、「DRTバリアルノブ」と「ゴメクサスTouch」の選び方と比較表を紹介します。

選択基準まとめ(品質重視かコスパ重視か)

スクロールできます
DRTバリアルノブゴメクサスTouchノブ
こんな人におすすめ品質重視
・ブランドにはこだわりがある
・ハイエンド商品で所有欲を満たしたい
・至上の巻き心地を求める
・レアものに目がない
・やっぱり日本製が良い
コスパ重視
・ブランドよりも実用性が大切
・道具はガシガシ使ってなんぼ
・巻き心地はそこそこでOK
・入手のしやすさは必須条件
・ものがよければ製造国にこだわりは無い

「DRTバリアルノブ」、「ゴメクサスTouch」ともに6つの切り口で、選択基準を整理しました。

  • 高価でも品質を重視したい方は「DRTバリアルノブ」
  • 価格と能力のバランスを重視したい方は「ゴメクサスTouch」

比較表

スクロールできます
DRTバリアルノブゴメクサスTouchノブ
全長51mm49mm
最大直径27mm27mm
重量16.8g15.6g(公式では17.5g)
価格6,050円(税込)2,490円(税込)
適合ノブタイプシマノA/ダイワSシマノA/ダイワS
製造国日本中国
ベアリング付属有り(2個)有り(2個)
展開色数4色11色
カスタマイズ性
(ノブキャップ/ノブ単体販売有り)
×
(関連パーツ単独販売無し)
入手難易度×
(レア度MAXで入手しづらい)

(容易に入手できる)
加工精度
(リブレ社OEMで高品質)

(品質にばらつき有り)
2023年2月時点の情報です

基本情報のおさらい

ここでは、今回比較する「DRTバリアルノブ」と「ゴメクサスTouch」について、基本情報をおさらいします。

DRTバリアルハンドルノブとは?

滋賀県に拠点を構える釣具メーカー「DRT(Division Rebel Tackles)」から販売されているカスタムハンドルノブで、同社のハンドルとあわせて超人気ゆえになかなか入手できない商品です。

ノブの形状はSLIM、FAT、SLIM-J、FAT-J、FLATの5種類ありますが、今回は「SLIM」を題材にします。

ゴメクサスTouchノブとは?

中国発のカスタムパーツブランド「GOMEXUS(ゴメクサス)」から販売されているカスタムハンドルノブで、コスパに優れたパワーハンドルノブとして人気を博しています。

今回はTPE製のTouch27mmを題材にします。

7つの要素を徹底比較「DRTバリアルノブ」VS「ゴメクサスTouchノブ」

DRTバリアルノブ
ゴメクサスTouchノブ

ここでは、「DRTバリアルノブ」と「ゴメクサスTouch」の違いについて、7つの要素に分けて徹底的に比較します。

①見た目(デザイン)

DRTバリアルノブ
ゴメクサスTouchノブ
スクロールできます
DRTバリアルノブゴメクサスTouchノブ
ノブロゴ無ロゴ有り
ノブキャップ淵が隠れる淵が見える
ノブ素材樹脂(詳細非公開)TPE
シャフト・根元にスパナが入る形状(固着対策)※
・肉抜き軽量加工※
のっぺら「棒」構造
※2022年のマイナーチェンジ版から採用されたパーツ構造です

ノブキャップのデザインやシャフトの構造が異なるため、両者のノブに互換性はなく、「ゴメクサスTouch」のシャフトに「DRTバリアルノブ」は装着できません。

②サイズ

DRT
バリアルノブ
ゴメクサス
Touchノブ
全長51mm49mm
ノブのみ44mm41mm
最大直径27mm27mm
最小直径15mm13mm
※シャフト・ノブキャップ込み

最大直径以外の各サイズは異なっていて、「ゴメクサスTouch」に比べて「DRTバリアルノブ」は大きいことがわかります。

最大直径は同じで、最小直径に差がありますので、「DRTバリアルノブ」に比べて「ゴメクサスTouch」は「くびれが強い」形状になっています。

③重量

DRTバリアルノブ
ゴメクサスTouchノブ
DRT
バリアルノブ
ゴメクサス
Touchノブ
総重量16.8g15.6g
ノブ7.4g7.4g
ノブキャップ4.5g3.4g
シャフト※4.9g4.8g
※ネジ/ワッシャー/ベアリングを含む

「ゴメクサスTouch」に比べて「DRTバリアルノブ」は重いことがわかります。

ただし、パワーハンドルノブとしては、ノブ重量が生み出す慣性が、使い心地に良い影響を及ぼすことが多いので、重い=NGというわけではありません。

スピニングリールに使うライト/フィネス系のハンドルノブであれば軽さは正義ですが、パワーハンドルノブに限っては、必ずしも軽さが正義ではないということです。

④価格

DRT
バリアルノブ
ゴメクサス
Touchノブ
価格(税込)6,050円2,490円

カスタムハンドルノブの価格は、ベアリング込みで3,000円~5,000円が相場ですので、DRTはハイエンド、ゴメクサスはローエンド価格の商品と言えます。

当然、ハイエンドとローエンドの価格差は大きく、その差は3,560円になっています。

両者のサイズ/形状を踏まえると、用途的にはベイトリールへの装着が多くなりますが、この場合は2個必要になるため、価格差は7,120円にまで広がります。

7,120円のお金があれば、もう1台ベイトリール分(ノブ2個)を購入できますね。

⑤カスタマイズ性

DRTはハンドルキャップとノブを単体で販売しているため、そのパーツのみを追加で購入して、自分好みにカスタマイズすることが可能です。

これに対して、ゴメクサスは関連パーツの単体販売はしていないため、ノブセットを追加で購入して、パーツを入れ替えることでカスタマイズすることができます。

ただし、DRTのカスタムパーツは、これまた高価で、ノブキャップ(DISH)とノブ(SLIM)ともに1個2,530円(税込)ですので、これらの値段のみでゴメクサスのノブセット1個を買えてしまいます。

⑥入手難易度

スクロールできます
DRTゴメクサス
直営店舗(リアル)無し無し
〃(オンライン)無し有り
取扱店舗(リアル)有り
(少ない/品揃えが悪い)
有り
(少ない/品揃えが悪い)
〃(オンライン)有り
(少ない/品揃えが悪い)
有り
(少ない/品揃えが悪い)
入手難易度×
(レア度MAXで入手しづらい)

(公式オンラインショップが充実しており、入手しやすい)

DRT製品の最も残念なところは「超絶的に入手が困難である」ということです。

超人気がゆえに、店頭ではまず買えませんし、抽選販売も当たり前、オンラインショップで販売されようものなら、一瞬で完売するレベルです。

これに対して、ゴメクサスは公式オンラインショップが充実しており、定番色であれば容易に入手できます。

入手難易度の差は圧倒的です。

⑦加工精度(品質)

DRT製品はメイドインジャパンの高品質カスタムパーツメーカー「LIVRE(リブレ)」のOEMだけあって、加工精度の高さに定評があります。

ハイエンドな価格に相応しいハイエンドな品質と言えます。

これに対してゴメクサス製品の加工精度は、やや見劣りするのが正直なところです。

筆者はTouchノブをハンドルセットで複数所持していますが、取り付けた際のガタつきが取りづらかったり、ノブの回転がまちまちだったりと、ものによっての品質のブレが大きいと感じています。

ゴメクサスはいわゆるアタリ固体とハズレ固体の差が激しい印象です。

(どっちを買うか決まったら)おすすめの取扱店について

おすすめのDRT取扱店

前述のとおり「DRTバリアルノブ」は入手難易度が高いのですが、しっかり作戦を立てれば、購入までの道のりを縮めることができます。

詳しくは関連記事で紹介していますので、是非チェックしてみてください。

おすすめのゴメクサス取扱店

「ゴメクサスTouch」を購入する際は、品揃えやサービス面で優位性のある公式オンラインショップがおすすめです。

公式オンラインショップなら、各商品の価格が最安値であることが多く、1年間の保証期間付き&60日以内は無条件で返品/交換に対応等の手厚いアフターサービスが受けられます。

まとめ

DRTバリアルノブとゴメクサスTouchノブとは?
DRTバリアルノブ

滋賀県に拠点を構える釣具メーカー「DRT(Division Rebel Tackles)」から販売されているカスタムハンドルノブで、同社のハンドルとあわせて超人気ゆえになかなか入手できない商品です。

ゴメクサスTouchノブ

中国発のカスタムパーツブランド「GOMEXUS(ゴメクサス)」から販売されているカスタムハンドルノブで、コスパに優れたパワーハンドルノブとして人気を博しています。

両者の違いを知りたい
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DRTバリアルノブゴメクサスTouchノブ
全長51mm49mm
最大直径27mm27mm
重量16.8g15.6g(公式では17.5g)
価格6,050円(税込)2,490円(税込)
製造国日本中国
展開色数4色11色
カスタマイズ性
(ノブキャップ/ノブ単体販売有り)
×
(関連パーツ単独販売無し)
入手難易度×
(レア度MAXで入手しづらい)

(容易に入手できる)
加工精度
(リブレ社OEMで高品質)

(品質にばらつき有り)
2023年2月時点の情報です

結局買うならどっち?選択基準が知りたい
スクロールできます
DRTバリアルノブゴメクサスTouchノブ
こんな人におすすめ品質重視
・ブランドにはこだわりがある
・ハイエンド商品で所有欲を満たしたい
・至上の巻き心地を求める
・レアものに目がない
・やっぱり日本製が良い
コスパ重視
・ブランドよりも実用性が大切
・道具はガシガシ使ってなんぼ
・巻き心地はそこそこでOK
・入手のしやすさは必須
・ものがよければ製造国にこだわりは無い
  • 高価でも品質を重視したい方は「DRTバリアルノブ」
  • 価格と能力のバランスを重視したい方は「ゴメクサスTouch」

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この記事を書いた人

長いブランクを経て、子どものころに親しんだ釣りを2016年~再開しました。おかっぱりのバスフィッシングをメインに琵琶湖、瀬田川、淀川のほか関西のリザーバーに出向いています。最近はリールカスタム沼に足を踏み入れています。シマノ派です。

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